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オハッド・ナハリン『LAST WORK ーラスト・ワーク』インタビュー!

この秋2年ぶりの来日公演を行うバットシェバ舞踊団。芸術監督オハッド・ナハリン演出振付作『LAST WORK−ラスト・ワーク』をもって、日本4都市を巡ります。来日に先駆け、ナハリンにインタビューを敢行! 作品に込めた想いをお聞きしました。

世界中で年間約250もの公演を行い、毎年およそ10万人を動員する人気カンパニーとして大きな注目を集めています。この広がりをどう感じますか? 人々を惹きつけてやまない理由はどこにあると思われますか?

ナハリン>観客について考えるとき、いつも私の作品を観ているたったひとりのことを考えます。“世界的な人気”のことは考えません。

 

©Gadi Dagon

©Gadi Dagon


30年近くに渡りカンパニーを率いてきました。当初と今で違いを感じる部分とは? カンパニーの現状をどう感じますか?

ナハリン>我々は今日の姿に完全に進化を遂げました。これまでのカンパニーのあり方とは全く異なっています。どう踊るか、何を踊るか、ダンスをどう反映させるか、どうカンパニーをプロデュースし、ツアーし、マネージメントするか、考え方やメソッドを変えたのです。いまだに変化し、探求し、発展する過程にいることは確かです。 本物を探求する芸術団体がどこもそうであるように、カンパニーの状況は脆く壊れやすいものです。だからこそ、変化や改善、日常で慣れ親しんだ領域を乗り越えるために開かれていなくてはならないのです。

 

©Gadi Dagon

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バットシェバ舞踊団の芸術監督を2018年9月で辞任し、その後はハウスコレオグラファーとして活動を続ける旨を発表されました。今後目指すもの、取り組んでいく(いる)プロジェクトがありましたら教えてください。

ナハリン>物事は私がはじめに計画したものからどうしても変化していきます。だから、できる限り小さな計画を好みます。新しい作品やGAGAの探求、そしてカンパニーのための新しい劇場をつくることにいつも思いを巡らせています。

 

©Gadi Dagon

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-コンテンポラリー