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麿赤兒『パラダイス』インタビュー!

麿赤兒率いる大駱駝艦が、本公演で待望の新作『パラダイス』を発表! 麿赤兒を筆頭に大駱駝艦のメンバー総勢20名が集い、その作品世界を提示します。上演に先駆け、構成・演出・振付を手がける麿さんにインタビュー。作品への想いをお聞きしました。

プロフィール

IMG_7394麿赤兒

1943年生まれ。奈良県出身。
1965年、唐十郎の劇団「状況劇場」に参画。唐の「特権的肉体論」を具現化する役者として、1960〜70年代の演劇界に大きな変革の嵐を起こし、多大な影響を及ぼす。
1966年、役者として活動しながら舞踏の創始者である土方巽に師事。
1972年、舞踏カンパニー「大駱駝艦(だいらくだかん)」を旗揚げ。舞踏に大仕掛けを用いた圧倒的スペクタクル性の強い様式を導入。“天賦典式(てんぷてんしき)”と名付けたその様式により、日本はもちろん、1982 年のフランス・アメリカ公演で大きな話題となり、「Butoh」の名が世界を席巻する。麿赤兒の考え方である「一人一派」を実践、山海塾の天児牛大、室伏鴻など舞踏集団、舞踏手を多数輩出しており、現在、東京・吉祥寺にあるスタジオ「壺中天(こちゅうてん)」を拠点に様々なユニットを内蔵し、大駱駝艦・天賦典式公演並びに壺中天公演を精力的に行っている。役者としての活動も著しく、映画では『月はどっちに出ている』『菊次郎の夏』『KILL BILL』『まほろ駅前多田便利軒』などの超大作話題作、若手監督作品に立て続けに出演。TVでは 『Let’s 天才テレビくん』『鴨川食堂』、舞台では『毛皮のマリー』『荒野のリア』『レミング』に出演するなど、役者として新境地を驀進している。2006年度文化庁長官賞受賞。2013年ダンスフォーラム賞・大賞受賞。2016年東京新聞制定「第64回舞踊芸術賞」受賞。

 

2014年「ムシノホシ」 (C)川島浩之

2014年「ムシノホシ」
(C)川島浩之

大駱駝艦

1972 年創設。麿赤兒主宰。 その様式を天賦典式(てんぷてんしき:この世に生まれ入ったことこそ大いなる才能とす)と名付け、常に忘れ去られた「身振り・手振り」を採集、構築し数多くの作品を上演。
1982年舞踏カンパニーとしては初のフランス、アメリカ公演を行い、鮮烈なインパクトを与え広く「Butoh」を浸透させる。常に若手舞踏手育成に力を注ぎ、麿赤兒の考え方である「一人一派」を実践。現在吉祥寺を拠点とするスタジオ「壺中天(こちゅうてん)」において所属メンバーによる様々なユニットの作品を上演し、壺中天公演と称し国内外で上演し続けている。一般の人を対象にしたワークショップ、夏は長野県白馬村において舞踏合宿を実施している。
1974年、87年、96年、99年、2007年舞踊批評家協会賞受賞。

 

大駱駝艦・天賦典式『パラダイス』

公演日時:2016年6月30日(木)19:30、7月1日(金)19:30、

2日(土)15:00・19:30、3日(日)15:00

会 場:世田谷パブリックシアター

振鋳・演出・鋳態:麿赤兒

出演:麿赤兒、大駱駝艦

チケット:前売4,500円、当日5,000円

*世田谷パブリックシアター友の会:4,300円

*せたがやアーツカード割引(世田谷区民対象):4,400円
 (S席前売のみ劇場チケットセンターまたはオンラインチケットにて取扱(要事前登録))

 A席(3F整理番号付自由席)前売3,000円、当日3,500円

http://www.dairakudakan.com

 

チケット取扱:大駱駝艦 0422-21-4984
http://www.dairakudakan.com

世田谷パブリックシアターチケットセンター:03-5432-1515(10時~19時)

 世田谷パブリックシアターオンラインチケット(要事前登録・24時間受付)

http://setagaya-pt.jp/(PC)
http://setagaya-pt.jp/m/(携帯)

 チケットぴあ(Pコード:450-215)http://pia.jp/t/

 イープラスhttp://eplus.jp

 

※ データは2016年6月15日現在のものです。
内容は変更になる場合があります。
詳細は公式HPでご確認ください。

 

 

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