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ジェローム・ベル『Gala―ガラ』インタビュー!

世界50都市以上で上演され、注目を集めるジェローム・ベルの『Gala―ガラ』が彩の国さいたま芸術劇場に登場! 2018年新春、日本人キャストによる埼玉版『Gala―ガラ』を披露します。開幕に先駆け、ジェローム・ベルにインタビュー! 埼玉公演への意気込みをお聞きしました。

『Gala―ガラ』の初演は2015年。完成までに2年間の月日をかけたとお聞きしました。クリエイションの発端とその経緯をお聞かせ下さい。

ベル>あるときフランスの女優Jeanne Balibarから誘われ、パリの郊外で彼女と一緒に無料のワークショップを開催しました。参加者は我々とは全く異なる文化や社会的背景を持つ人たちでしたが、彼らとの出会いにより、プロのアーティストという自分の環境から遠く離れたアマチュアの人たちとパフォーマンスをつくったら面白いのではないかと考えたのが創作の発端となりました。

 

ジェローム・ベル『Gala―ガラ』

© Bernhard Müller


本作のキャストは上演する土地ごとに現地の出演者を採用しています。その理由、狙いとは?

ベル>アマチュアの人たちは身軽に旅をすることは出来ませんから。仕事もあれば学校にも行かなくてはならないからです。

 

ジェローム・ベル『Gala―ガラ』

© Photographer Veronique Ellena, La Commune, Aubervilliers (France, April 2015)


キャストはプロの舞台人やダンサーに限らず、アマチュア、そして年齢や職業もばらばらの老若男女を集めています。その狙いとは? 

ベル>アマチュアについて私がいつも興味を持っているのは、プロのように自分たちが目指している芸術分野のマスターになろうとしているのとは違い、無防備であるという脆さです。それは楽しみや喜びがベースになっていて、全てのアマチュアは成立の過程にあり、決してプロとして成就することはありません。

 

ジェローム・ベル『Gala―ガラ』

© Photographer Josefina Tommasi, Museo de Arte Moderno de Buenos Aires (Argentina, August 2015)

 

 

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