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映画『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』出演、ユーゴ・マルシャン&ジェルマン・ルーヴェ インタビュー!

パリ・オペラ座の新芸術監督に就任したバンジャマン・ミルピエの奮闘を追ったドキュメンタリー『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』。オペラ座での新作に打ち込むミルピエに40日間に渡り密着し、その舞台裏を鮮やかに映し出しています。ここでは映画に登場するダンサーたちのなかから、ユーゴ・マルシャン&ジェルマン・ルーヴェのおふたりにインタビューを敢行! ミルピエとのクリエイションと映画の見所についてお聞きしました。

プロフィール

img_2906%ef%bc%8aユーゴ・マルシャン(プルミエ・ダンスール)

2007年にパリ・オペラ座バレエ学校に入学し、2011年に18歳でパリ・オペラ座バレエに入団。2014年にスジェ、2016年にプルミエ・ダンスールに昇格した。2015年にはカルポー賞、2016年にはAROP賞を、2014年にはヴァルナ国際バレエコンクールでブロンズ・メダルを受賞している。191cmの長身に華やかな存在感、鮮やかな技術と現代性を持ち合わせたエトワール候補の筆頭。2015年は『マノン』のデ・グリュー、『ラ・バヤデール』のソロルで主演するなど飛躍し、古典から現代作品までレパートリーは幅広い。『ラ・バヤデール』では栄えあるブノワ賞にノミネートされ、オニール八菜と共にボリショイ劇場で開催されたブノワ賞ガラ、ニューヨークでのYAGPガラに招かれるなど今後は国際的な活躍も期待される。2016年夏『エトワール・ガラ2016』で来日して人気を集めた。

 

img_2867ジェルマン・ルーヴェ(スジェ)

ブルゴーニュ生まれ。2005年にパリ・オペラ座バレエ学校に入学し、2011年にパリ・オペラ座バレエに入団。2014年にコリフェ、2015年にスジェに昇進。2013年にはオペラ座の若手ダンサーに贈られるカルポー賞を受賞している。コリフェの時に『くるみ割り人形』の王子/ドロッセルマイヤーを踊り、また2016年はレオノール・ボラックと『ロミオとジュリエット』で主演し、年末の『白鳥の湖』でもスジェながら王子役で主演する予定。バンジャマン・ペッシュが『絵に描いたようなプリンス』と評するように、理想的な体型と貴公子的な容姿の持ち主で、2016年夏の『エトワール・ガラ』で日本でも人気が急上昇した。

 

作品情報

『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』

出演:バンジャマン・ミルピエ(『ブラック・スワン』)

出演ダンサー:レオノール・ボラック、ユーゴ・マルシャン、ジェルマン・ルーヴェ、アクセル・イーボ、エレオノール・ゲリノー、レティツィア・ガローニ、マリオン・バルボー、オーレリー・デュポンほか

監督:ティエリー・デメジエール/アルバン・トゥルレー

音楽:ニコ・マーリー 

2015年/フランス/114分/シネスコ/5.1ch/原題:Relève/日本語字幕:古田由紀子/配給:トランスフォーマー/後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本

www.transformer.co.jp/m/millepied/

12月23日(金・祝)より、Bunkamuraル・シネマ他にて全国順次ロードショー

(C)FALABRACKS,OPERA NATIONAL DE PARIS,UPSIDE DISTRIBUTION,BLUEMIND,2016

 

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