ファビュラ・コレクティブがオーディションを開催！
ロンドンを拠点に活動するプロダクション・カンパニー、ファビュラ・コレクティブが、トラヴィス・クローセン＝ナイト振付作『Everything Would Be Nonsense』のダンサーオーディションを開催。本作は『HUMAN.』の一作として、2021年８月新国立劇場で上演を行う。
応募条件／応募先は下記参照
ダンサーの必須条件：
- クラシックバレエのしっかりとした基礎
- コンテンポラリーダンスの高度なテクニック
- 最低3年のダンス経験
- 優れたコミュニケーションスキルを持ち、コレボレーションやクリエイティブな活動が可能なこと
- 『不思議の国のアリス』の話を知っており、クリエイティブな解釈が出来ること
その他の条件：
- 英語が話せることは必須条件ではありません。
- 本プロジェクトは日英のコラボレーションのため、日本国籍のダンサーを募集。
- リハーサル及び公演が東京で行われるため、東京に拠点がある方が望ましい。
応募方法：
以下のリストのものを、audition@fabulacollective.co.uk に送付
- 履歴書
- 顔写真1枚および全身写真1枚
- 最近のショーリール映像 （ステージ上またはスタジオで撮影のもの[ステージで撮影したもの推奨]）
- ソーシャルメディアのリンク
- このプロジェクトに参加したい理由を短く説明
＊応募書類は英語であることが望ましいが、日本語でも可
- 書類審査を通過した方を対象に2021年3月にオーディションを実施。（最新の新型コロナウィルス感染防止ガイドラインにのっとり、オーディションの形式は別途連絡）
応募締切：2021年2月28日
送付先：audition@fabulacollective.co.uk
問合せ：ハイウッド hiwood.info@gmail.com
スケジュール：
- 2021年7月26日より東京にてリハーサル
- 2021年8月28日および29 日、東京、新国立劇場小劇場にて本番（最大3公演）
ギャランティ：
経験に応じて異なる
「Everything Would Be Nonsense」について
マッドハッター（いかれ帽子屋）のお茶会に着想を得た「Everything Would Be Nonsense」では、「意味の混乱」と「秩序の崩壊」について探ります。個人が集まり形成される集団にあって、集団としての極端な社会規範や慣習に縛られ、いらだちを募らせている人々は皆それぞれに、いまの状態を変えられるかもしれないという希望を胸に、ある行動を決意します。 そんな彼らの心のうちには、彼らを束縛から解き放ち、前へ進ませようとする、帽子屋やウサギ、そしてアリスが潜んでいるのです。彼らの存在を受け入れることで、このお茶会に狂気のつむじ風が起こります。私たちがいかに自分の自由を制限してしまっているか、また、考え方を変えるだけで、より自由に自分の人生を生き、人生そのものを見つめることができるという点について探っていきます。自分の内なる狂気を受け入れることで、迷いから開放されるというのは、よくあることなのです。
TRAVIS CLAUSEN-KNIGHT
南アフリカ生まれ。ウェイン・マグレガー、マイケル・クラーク、マシュー・ボーンなどの振付家のもとでダンスのキャリアを積んできました。「Salt to Water」「Exposure」「ProXimity」「Stutter」「Informal Between」等、トラヴィスの振付作品は世界中で上演されています。2020年には、Korean International Contemporary Dance Competition (kicdc.koreadanceassociation.org/) にて最優秀振付賞を受賞し、この他にも多数の賞を受賞しています。またファッションの分野においても、Nick Knight、Gareth Pugh、 Demo Fashion、 Ka Wa Key、 COS および Cerruti 1881とのコラボレーションを行うなど多方面で活躍しています。
ファビュラ・コレクティブ
英国・ロンドンにて新進気鋭のアーティストとともに、演劇、ダンス、オペラをプロデュースしているプロダクションカンパニーです。我々の目的はアーティストに新しい方法で物語を語る場を提供することです。様々な分野のアーティスト間の交流を活性化させ、またアーティストとお客様の橋渡しにも力を入れています。物語の可能性を広げ、深く探求することにより、お客様により物語を楽しんでいただくことが我々の使命です。今この世界を生きる私達の新しい物語を語るため、様々なパフォーマーの意見に耳を傾け活動しています。