dancedition

バレエ、ダンス、舞踏、ミュージカル……。劇場通いをもっと楽しく。

ジェームズ・ペット『ドリアン・グレイ』インタビュー!

ロンドンを拠点に活動するプロダクションカンパニー、ファビュラ・コレクティブのトリプルビル「HUMAN.」で、新作『ドリアン・グレイ』を発表するジェームズ・ペットさん。8月の来日に先駆け、本作に寄せる想いとクリエイション法、そして公演への期待をお聞きしました。

プロフィール

ジェームズ・ペット
JAMES PETT

体操選手として10年間競技を続け、2007年オーストラリアで行われた世界体操祭ではイギリスを代表して出場。トリニティ・レイバン ・コンサーバトワールでトレーニングを受けた後、2011年にBA (Hons)をファーストクラスで修了。マリオン ノース アワードでは優秀パフォーマンス賞を受賞している。卒業後、2011年までパトリシア・レントおよびケリー・ニコルスと作品を手がけ、ダンス分野に移行し、2013年までリチャード アルストン ダンス カンパニーで踊る。カンパニーと海外ツアーを続けながらも、2011年ダンス アンブレラの作品に出演し、ロバート コーアンと共に『イン・メモリー(In Memory)』の再演に携わる。さらに2012年にはバービカン センターでの展示「ブライド・アンド・バチェラー(The Bride and the Bachelors)」 でジェニー・スティールと共にカニガムの作品集を手がける。ジェームズが踊ったリチャード・アストンの『アンフィニッシュド・ビジネス(Unfinished Business)』のデュエットは2013年New York Times紙の批評家が選ぶ最高のダンスに選ばれた。2013年にカンパニー ウェイン マクレガーに入団し、カンパニーの作品で6年以上、インターナショナルツアーに出演した。同じくマクレガーの作品『ツリー・オブ・コード(Tree of Codes)』で、エトワールのマリ=アニェス・ジロをはじめとするパリ オペラ座のバレエダンサーと共演。同作品はニューヨークのパーク・アーモリー劇場、パリ オペラ座、ロンドン サドラーズウェルズ劇場、メルボルンおよびシドニーフェスティバル等、世界中で上演された。2018年にはロビン・フレンドとウェイン・マクレガー演出による「ウィングド・ブル・イン・ザ・エレファント・ケース(Winged Bull in the Elephant Case)」でBBCパフォーマンス ライブに出演。同作品ではシャーロット・エドモンズ振付によるデュエットで、アレッサンドラ・フェリとの共演も果たし、その様子はロンドンのポートレートギャラリーで撮影され、BBC2で放映された。2019年、ファビュラ・コレクティブのレジデントアーティストとなり、東京のセルリアンタワー能楽堂『Elevation-昇華-』トリプルビルおよびロンドン、サドラーズ ウェルズ劇場リリアン ベイリス スタジオ『レイ ライン(Ley Line)』ミックスビルで振付家そしてパフォーマーとして参加した。

 

公演情報 

ファビュラ・コレクティブ
トリプルビル「HUMAN.」

ジェームズ・ペット振付『ドリアン・グレイ』
トラビィス・クローセン=ナイト振付『Everything Would Be Nonsense』
クリストファー・マーニー振付『マクベス夫人』

日程:2021年8月28日~29日
会場:新国立劇場 小劇場

www.fabulacollective.co.uk

※記事は2021年5月現在の内容です。今後変更される可能性があります。最新情報は公式SNS等にてご確認ください。

 

 

 

-コンテンポラリー