スターダンサーズ・バレエ団「Dance Speaks 2024」 総監督・小山久美×振付家・森優貴インタビュー!
プロフィール
小山久美 Kumi Oyama
スターダンサーズ・バレエ団総監督
東京都出身。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。1979年スターダンサーズ・バレエ団入団。84年North Carolina School of the Artsに留学、同年文化庁在外研修員としてアメリカにてメリッサ・ヘイドンに師事。翌年よりフロリダのタンパ・バレエ団に参加しソリスト等を務める。帰国後は、ピーター・ライト版『ジゼル』『くるみ割り人形』をはじめ、アントニー・チューダー『リラの園』『火の柱』、ジョージ・バランシン『セレナーデ』『ウェスタン・シンフォニー』、ケネス・マクミラン『ラス・エルマナス』等数多くの作品に主演。92年、村松賞受賞。2003年スターダンサーズ・バレエ団総監督、09年常務理事に就任、現在に至る。13~16年NHK放送「ローザンヌ国際バレエコンクール」解説者。近年は、子どもたちのための芸術体験プログラムや障害者に向けたワークショップを積極的に行い、教育・普及活動にも力を注いでいる。現在、昭和音楽大学短期大学部教授、昭和音楽大学バレエ研究所所長のほか、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の文化・教育委員、文化芸術立国実現に向けた文化庁長官アドバイザリーメンバーも務める。
森優貴 Yuki Mori
1978年生まれ。98年ドイツ・ハンブルクバレエ学校卒業後、ニュルンベルク・バレエ団を経て、シュテファン・トス率いるトス・タンツカンパニーに入団。11年間に渡り数多くの作品で主役を務め、振付家としても作品を多数発表。2012年9月よりレーゲンスブルク歌劇場ダンスカンパニー芸術監督に就任。欧州における日本人初の芸術監督となる。7年間に渡って多数の作品の演出振付を手がけ、「春の祭典」、「ベルナルドアルバの家」などの大作を発表するとともに、ダンスサスペンス「The House」、新改訂版「ドン・キホーテ」などの完全オリジナル作品や、ダンスオペラ「恐るべき子供たち」などダンスのみならずジャンルを超えた演出振付作品を発表し「緻密で繊細な演出と構成力を強みとし音楽性豊かにダンス作品を生み出す今最も注目するべき振付家が率いるダンスカンパニー」と評価される。2016年ドイツ舞台芸術界の栄誉あるファウスト賞振付家部門にて優秀作品賞受賞。「死と乙女」、ラクロ原作「危険な関係」全2幕を発表し2019年8月付けでダンスカンパニー芸術監督を退任。スイス、ザングト・ガレン芸術祭から招かれ新作「Desiderium」を発表、世界遺産であるザングト・ガレン修道院にて上演。現在日本に拠点を移し、次々と新作を発表しているほか、K-BALLET TOKYOが展開するK-BALLET Optoのアーティスティック・スーパーバイザーや宝塚歌劇団講師を務めるなど幅広く活動している。受賞歴に第19回ハノーファー国際振付コンクール観客賞及び批評家賞、平成19年度文化庁芸術祭新人賞、「週刊オン★ステージ新聞」新人ベスト1振付家、平成24年度兵庫県芸術奨励賞、平成29年度神戸市文化奨励賞。
公演情報
スターダンサーズ・バレエ団「Dance Speaks」
2024年9月22日(日)17:00開演(16:15開場)
2024年9月23日(月祝)14:00開演(13:15開場)
※各回開演20分前~総監督小山久美のプレトーク
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール