『オールスター・バレエ・ガラ』公演直前リハーサル・リポート！

E.リャン振付の『ディスタント・クライズ』。出演はザハーロワとロブーヒン。ザハーロワのうつくしい脚のラインとドラマティックな演技にほれぼれ。

V.チャブキアーニ振付『レクリ』（～ジョージアの民族舞踊に基づく）を踊るニーナ。本作は今回が日本初披露。元来民族舞踊で男性が踊る作品を、あえてポワントで。振付のV.チャブキアーニはニーナの祖国であるグルジアの大先輩で、ニーナのルーツが見て取れます。

『眠りの森の美女』よりパ・ド・ドゥ。カッサンドラ･トレナリーとゴメスのABTペア。トレナリーは昨年夏よりソリストとして活躍する若手新進スター。明るい笑顔がキュート。今回はゴメスの指名により登場。

長時間のフライト疲れをものともせず、夜遅くまでリハーサルに打ち込むスター・ダンサーたちの姿は、まさにプロ中のプロといった感。心身共にタフでなければ世界の頂点には立てないということでしょう。このほか、53歳にして現役復帰した元ABTのアレッサンドラ・フェリも出演。女優バレリーナといわれたそのドラマティックな魅力は健在。今回はソロ作品『レクイエム』（Aプログラム）のほか、『ロミオとジュリエット』（Aプログラム）と『ル・パルク』。『ラプソディ』（Bプログラム）をエルマン・コルネホと踊ります。

当日券も各日販売する模様。詳しくは公式HPにて。