グレアム・マーフィー『フロック(ドレス)』インタビュー!
グレアム・マーフィー×MADEの話題作『フロック(ドレス)』が日本初上陸!
グレアム・マーフィーがマチュア・アーティスト・ダンス・エクスペリエンス(MADE)に振付けをし、2017年にオーストラリアで初演を迎えた『フロック(ドレス)』。オーストラリア・バレエの巨匠と高齢者カンパニーのタッグで注目を集めた話題作が、この秋日本初演を迎えます。
『フロック(ドレス)』の初演は2017年3月17日、タスマニアで開催された『島での10日間フェスティバル』(Ten Days on the Island Festival)にて開幕。フェスティバルではカンパニーが拠点にしているオーストラリア・ホバートを含め、タスマニア各地で計8公演に渡り上演されてきました。
MADEは2005年に結成されたオーストラリアの高齢者ダンス・カンパニーで、現在は52歳~73歳の女性たちが所属。うち『フロック(ドレス)』には、レギュラー・クラスの参加者から選抜された11名のメンバーが出演しています。
MADEは現在プロジェクトごとに外部から振付家を招くスタイルを取っており、これまでグレアム・マーフィーと彼のアーティスティック・コラボレ-ターであるジャネット・ヴァーノンのほか、ケリー・ドラモンド・コウソン(今回の世界ゴールド祭で同カンパニーが行うダンス・ワークショップ講師)、サラ・ライト、リーゼル・ジンク、ウィル・ハクスレー&ギャレット・ハクスレー、エマ・ポールトー、リズ・リーなど、オーストラリアで活動する振付家たちを招いてきました。さらに次のプロジェクトでは、イギリスの振付家リズ・アギスとの創作を予定するなど精力的な活動を続けています。
今回『フロック(ドレス)』は、さいたまで初開催を迎える高齢者の舞台芸術にフォーカスした国際フェスティバル『世界ゴールド祭2018』のプログラムとして参加。オーストラリアで大きな注目を集めた、そのパワフルなパフォーマンスを披露します。
次ページでは、グレアム・マーフィーのインタビューをお届けします。